kiseki 朝倉駿の「どいつもこいつもうるせぇな」第2回～活動休止を経て。

Posted by 朝倉駿 | On 31 8月,2017 | In Column

kiseki 朝倉駿の「どいつもこいつもうるせぇな」
第2回　活動休止を経て。

先月の8月から活動を再開したkiseki。その前に約1ヶ月の活動休止期間がありました。
このバンドを始めた時（※2016年8月）から喉に結節があり、思うように歌が歌えませんでした。
高いキーのところになるとなかなか綺麗に声が出ず、ひどい時には普段の喋り声もかすれてしまうほど。
薬を飲み続ける保存治療で治す予定だったのですがいつになっても完治する気配はありませんでした。

『これではラチがあかない！』

そう思い立ち今年の6月末に手術する事を決めました。
手術はおろか入院すらもしたことがなかったのですが、親切な医師や看護師さまのおかげで無事に手術も終了。
そこから1週間の沈黙生活。
人は話せなくなると（特に自分はずっと喋っているので）こんなにも卑屈になっていくのかと感じた期間でもありました。。。

そしてその中で特に感じた事もありました。
それは”人に支えられている”という事。

たかだかSNSの繋がりかもしれません。
しかしそこに寄せられるTwitterのリプライや頑張ってくださいの一言に『いちいち』救われていたのは確かです。
ネットが発達した社会に様々な論議が交錯している昨今ではありますが、こういう嬉しい反応や励ましの言葉が近くにあるのならたかだかSNSの繋がりも悪いものではないなと思いました。
逆を言えば何か些細な事でも励みやプラスになる発言ならどんどんしていこうと思い、最近は知り合いの誕生日や記念日にはなるべくメッセージを入れるように努めています。（笑）
大袈裟なことがないと気付かない自分なので。
些細かもしれませんが見落とさないように。
大事な事に改めて考えさせられた入院期間でした。