生まれた場所に何かを返したい――cinema staff 三島想平が語るDIYな自主企画フェス「OOPARTS」の未来(後編)

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まずは規模を現在の倍の1000人にしたい

20141031blog06yao-0051――初年度から「OOPARTSを少しずつ大きくしていきたい」と語ってらっしゃいましたが、どれだけの大きさを考えていらっしゃるのでしょう?

最初はフェスらしい感じにしたくて野外でやりたい!と思っていたんですけど、最近は別に野外じゃなくてもいいかなとも思っていて。

――そうですね。わたしは結構、OOPARTSは一般的なフェスっぽくないところが魅力のひとつだと思ってるんです。アーケードのある商店街のなかのライヴハウスというのもなかなかない環境ですし、本当に街のなかで行われている、地域密着型というのが岐阜の町おこしとしての説得力を生んでいると思うので。

確かに山奥でステージセットを組むフェスはいろんなところでやり尽されてるし、岐阜にもそういうフェスがいっぱいあるんですよね。だから違うようにはしたいんですけど……。岐阜はそんなに会場がないので、サーキットでできるような環境でもなくて。とはいえ、規模を倍の1000人にしたいとは思っているので、それをやれるような場所を探してます。そういうことを考えるのも楽しいんです。

――2年連続でソールドアウトもしていますし、1000人も夢じゃないですね。

岐阜の人からのアドヴァイスで「即完するまではずっとCLUB Gでやれ」と言われたこともありました(笑)。僕も、確かにそうだなと思ったんですよ。お客さんにとっても満を持してのタイミングで、イヴェントの規模を大きくしていけたらなと思いますね。

――ひとつひとつ積み上げていく、cinema staffの活動と重なりますね。わたしも2015年は是非とも行って協賛店舗も回りたいと思っているので、図々しいお願いですが提携のお宿などがあるととても助かります。

あ~、宿泊施設! ちょっと考えてみます。

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>>悩みは尽きないけど、いまはすべてを建設的に考えられている

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