ONE TONGUE AWARDS 2017
ONE TONGUE AWARDS 2017
kiseki 朝倉 駿が振り返るkisekiビッグ・トピック・ベスト5
今年からONE TONGUE MAGAZINE様でささやかながら私もコラムを掲載させていただいております。という事で私がやっているkisekiの活動のベスト5を振り返ってみようと思います!
【第5位】
初代サポートドラマー卒業&正式ドラマーナカタロウの加入
メンバー加入が5位ってどうなんだとも思いますが(笑)。初ライブから我々を支えてくれていた細見 健人が職業性ジストニアを患いドラム自体を辞めなくてはならない状況になってしまいました。健人とやりたいけどここでさよならだと話した事色濃く覚えています。初めはサポートでお願いしていたナカタロウ。だけど本人はずっと入りたがってくれていました。その気持ちを知っていましたが色んな事情を考えて彼が言った一言が「僕は健人さんが帰って来れるようにこの場所を守るんで」。その時にこの人とこのバンドを続けたいと思いました。思いを受け継いだ人は強い。健人もナカタロウも最高のドラマー! 気安く元気出せとは言わないよ。マイフレンドフォーエバー!
【第4位】
初めての4人でのレコーディング
そんなナカタロウ加入後初めてのレコーディング! これは大変でしたね~。我々も初めて録ったスタジオとエンジニアさん。今まで感覚でやっていたことが正された感覚でしたしバンドとしても気付けたことが沢山。自分個人としてもこのレコーディングから曲作りのニュアンスが変わったり歌に対しての意識が変わったりと良いことだらけのレコーディングでした。もちろんその代償はデカく何回もやり直ししましたが(笑)。大樹(key.)は精神的にやられ狂って体壊してました(弱)。バンドとしても1つステップを上がれた瞬間でしたね。
【第3位】
朝倉 駿声帯結節摘出手術による活動休止
はい! 私人生初の手術を経験致しました!(照) もともとずっとあった喉の結節。薬を飲みながらなんとかやっていたのですがやはり思うように声が出ず手術に踏み切りました。術後は声も出せず卑屈になっていくところもありましたが、やはり1番感じた事は人に支えられているという事でしたね。当たり前のことですがつくづく痛感いたしました。喉のケアを怠らなくなりましたね最近は。もう戻りたくない!(笑) 活動休止と言ってもほんの一月ちょっとでしたが、色んな方がおかえりと言ってくれたのは嬉しかったですね。いつでも出迎えられる玄関を自分も持ちたいものですな。
【第2位】
葛飾スクランブル2017
ONE TONGUE MAGAZINE様でも特集を組んでいただくなどバックアップしていただきありがとうございます(ごますり笑)! 同日から半泣きの思いで作成したkiseki 2nd EP『グーゴルプレックス』も無事発売できました! 初開催、ホールという場所ならではの問題点。亀有という場所で音楽が鳴った事。良かった事悪かった事はたくさんある。だけどやはり続けていきたいなというのがシンプルな感想ですね。来年開催できるかな。。 乞うご期待!!
そして!!! 栄えある第1位はこれですね!!!!! 「100日で、10000枚撒けるかな?」と題し東京を中心にもう至る所で音源を配布させていただきました。この案を浮かんでメンバーに話を投げた時に「本当に言ってるんですか?」と目を丸くされたあの瞬間。自分を信じて良かった(笑)。正直良い気をしていない方もいたと思いますし、関係者様には大変ご迷惑をお掛け致しました、、、。配りに行ったものの「うちはそういうのダメなんで」「セキュリティの方に許可は取ったんですか?」と問われ、「こういう感じで主催者側にはご連絡させていただいてます」とメールやLINEの画面を見せて納得いただきなんとか配る事もありました。そして時には捨てられそれを拾い集めてまた配って。配りきれないなこれ、、と諦めかけた事なんて腐るほどあります(笑)。そんな中で頑張ってねなどの激励の声や、もう何枚も持ってるなんて言いながら受け取ってくれた人達は印象強く覚えています。この音源をキッカケに知ってくれた人たちも多いのでは?
そして見事100日で10000枚を配り切った翌日! 渋谷clubasiaにて行われましたkisekiの自主企画イベント『ORCHESTRA』。入場料が500円(ドリンク別)! CDを持参&記載されているシリアルナンバーを添付しなければ予約できないシステムを導入! 協力してくれたバンドには本当に感謝しかありません。この場をお借りして出演してくださったCloque.、POETASTER、POT、THE FOREVER YOUNG、HUSKING BEE、ありがとうございました! 他にも吉本若手お笑い芸人の皆様、カメラマン、美容師、飲食店様!
本当にワガママに付き合っていただき何とお礼したら良いのか。。 兎にも角にも! 関わっていただきました関係者の皆様! CDを受け取っていただいた皆様! 本当にありがとうございました!!!
ざっくりとベスト5決めさせていただきましたが色々あった1年でしたね。上げきれなかったですが他にも機材車を4人で買ったこと、大樹が入院して3人でライブした事、打ち上げでナカタロウと俺が泣いた事、友弥が打ち上げで家に帰りたくねぇー!と嘆いた事(理由は聞かないでください笑)など、上げたらキリがありません。個人的にも色々ありましたし、世田谷区に引っ越しました(もちろん理由は聞かないでください笑)。
人間的に大きくなれたかというとまだまだだなと感じますがバンドの話だけでいうと本当に中身のある1年だったなと思います。取捨選択を自分で選びそこにメンバーが付いて来てくれるという信頼感はなかなか得られないもの。紆余曲折を経て掴み取ったものはやはりかけがえのないものですね。
来年も読者の皆様を初めとし、ONE TONGUE MAGAZINE様、各関係者の皆様の発展を祈っております。kisekiそして私朝倉 駿共々、来年もよろしくお願い申し上げます。それではまた! 良いお年を!(kiseki 朝倉 駿)
kiseki【グローリーコーリング】-official music video-
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