Bye-Bye-Handの方程式 【ロックンロール・スーパーノヴァ】

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Bye-Bye-Handの方程式 『ロックンロール・スーパーノヴァ』Official Music Video

読者さんやアーティストさんからおすすめしていただいたMVを毎日紹介する「紹介されたMV紹介チャレンジ」第2回目は「みな」さんからおすすめしていただいたBye-Bye-Handの方程式による2020年1月公開のMVです。

Bye-Bye-Handの方程式は2015年5月に地元の中学の同級生で結成された「変幻自在hybrid 音楽集団」。「No Big Deal Records Audition 2020」優勝アーティストで、幅広い音楽ジャンルを用いて、耳馴染みの良さのなかにどこか引っ掛かるスパイスや違和感を残す楽曲展開が特徴的です。おもろいもん作ったろ!というユーモアセンスとロックバンド然とした鋭利な空気感の両方を併せ持つ、まさにハイブリッドなバンド。ちょっと歌謡曲を感じさせるメロディも印象に残ります。

【ロックンロール・スーパーノヴァ】は2019年11月にリリースされた1st EP『愛とは言わず哀と呼んで』収録曲。正方形の画面を半分に割った映像から始まり、一方は野外で楽器隊とそれを取り囲む若者たちが、もう一方にはギターヴォーカルの泰輝さんが川沿いを歩くシーンが流れます。

ワンカットの2本の映像はサビのタイミングで交わり、1枚の映像に。そこからカットが一気に増えるんですけど、そのときに「あ、周りにいる若者たちがスマホを向けてるのはそういうことか!」と気付きました。

フロアライブは向かいにいるお客さんの表情が見えるので、いつも「ああ、バンドマンの方々は、こんなに素敵な表情のお客さんに見守られながら演奏しているんだ」と幸せな気持ちになるんですけど、このMVでは取り囲んだエキストラさんの複数の視点も、カメラマンさんによるその場の切り取り方も観ることができます。自由に思い思いのシーンを撮影してるエキストラさんもとても楽しそう。いろんな人たちの想いが音楽を通して映像作品になっていて、晴れやかで伸びやかでエネルギッシュでロマンチックな【ロックンロール・スーパーノヴァ】という曲の幹をより太くしています。

見ているうちにどんどん引き込まれるドラマチックなMV。ライヴに行きたくてうずうずしちゃったなあ。素敵な作品をおすすめしていただきました。みなさんありがとうございます! 【ロックンロール・スーパーノヴァ】はリスナーを鮮やかに巻き込むアンセム的楽曲だと思うので、バイハンの今後の活躍にも期待が高まります。(沖 さやこ)

 

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