水曜日のカンパネラ 【ジャンヌダルク】
楽曲やリリック同様、PVも緩く見せてヒリつくところはヒリつかせる、侘び寂びの効いた映像を届けてくれる「水曜日のカンパネラ」。昨年11月にリリースされた『私を鬼ヶ島に連れてって』収録曲である【ジャンヌダルク】ではバスガイド姿で様々な顔を見せてくれてますが(なんでジャンヌダルクでバスガイド?と思った方は曲を聴けばわかります)、合成技術も進化したんですねぇ。違和感の無いように編集しているのもあるかもしれませんが、水カンさんのPVはどういう世界観を見せたいかが明確なので見やすいです。今回は閉鎖的なバス内のカットが主ですが、大量のコムアイさんの一人一人の表情が活きていて、編集も合わせてメリハリのある映像に仕上がってます。音に合わせた顔の動きも注目! 水カンさんの歌とPVはシンプルで、題材も含めて緩いようでいて、物語の起・承・転がしっかりしているのでラストの”結”が気になるドラマティックさがあります。次はどんな水カン劇場が見れるのか楽しみ! しかしコムアイさん、綺麗だなぁ。(沖 丈介)
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・私を鬼ヶ島に連れてって