コントユニット・モノスグランデ小山耕太郎の「コラマず」第10回 ~難の難~

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コントユニット・モノスグランデ小山耕太郎の「コラマず」
第10回「難の難」

 

今回はお題無し、10回目にして自由に書かせていただきます。

よし、あれだ。あれにしよう。いや、ダメだキツめの下ネタだった。あれです。あの〜あれ、そうそう。あっいけない!妖精の話はもうしないって決めたんです。

では、スポーツと音楽について考えてみます。思えばスポーツと音楽は運命共同体、いつでも一緒なのではないでしょうか。けん玉で言えば剣と玉、亀で言えば甲羅と中身です。中身といってしまうと和菓子扱いやめてくれという亀も出てきますが、他にフレーズ浮かばないのでそのまま行きます。

例えば野球は、選手ごとに入場曲がありますし、応援歌もあります。用具係だって鼻歌を歌いますし、ブルペンキャッチャーはウォークマンで音楽を聴きますし、球団通訳はいつか子守唄で我が子をあやす事でしょう。

サッカーでサポーター達が歌う姿は印象的ですし、審判のホイッスルもリズミカルに良きタイミングでメロディアスです。

さてここで、「本当にスポーツは全て音楽とつながっているのか。」と疑問に思う方もいらっしゃると思います。やめてください本当に。

例えば相撲です。相撲に音楽なんてあったっけ?きっとみなさん全裸に蝶ネクタイ揺らしながら思っているでしょう。でも、あの行司の「のこったのこった」はどうでしょう。もう「のこった♫ のこった♫」と言っても大袈裟ではない程にリズミカルです。そして力士は気合を入れて自らの腹を叩き「パーン!」と鳴らします。「パーン♫」と言っても良いでしょう。つまり相撲は「のこった♫ のこった♫ パーン♫ パーン♫」なのです。アレンジを加えて「のこパーン♫ パンのこパーン♫」みたいなパターンもあるでしょう。

ここまでいかがでしょうか。固定概念にとらわれていた自分が恥ずかしいでしょう。まさか相撲まで…そんな声が聞こえてきます。では、もう一度驚きをあげましょう。レスリングだってそうです。レスリングで二人が組み合っている姿を横から見てください。「♫」に見えますか? 僕は見えません。

いかがでしたか? 今回のコラム。データを一つも出さずに乗り切りました。ぼくに自由を与えるとこうなるぞ! というメッセージです。

小山耕太郎

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