ONE TONGUE MAGAZINE 2022

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年末年始振り返り企画~
ONE TONGUE MAGAZINE 2022

2023年となり早数日。2022年は新しい生活様式が根付いたような、もともとの生活が戻ってきたような、なんだか白黒はっきりつけられない1年だった気がします。でも白黒はっきりすることのほうが少ないかもしれませんね。恐怖心をあおるニュースや悲しいニュースも相変わらず多く、不安はぬぐえませんが、一つひとつ自分のやれることを進めていきたいものです。

そんな感じで年始恒例、ワンタンマガジンの1年間を振り返る特集記事「ONE TONGUE MAGAZINE 2022」のお時間です。この機会にぜひ過去記事もお読みいただけますと至極幸いでございます。

16bh_columnまず2022年第1のトピックは新連載開始! 16ビートはやおさんにコラム「音に呼ばれる人々」を書いていただくことになりました。もともとわたしがはやおさんのお書きになるブログがとても好きで、なんなら文章のキレキレ具合には嫉妬するレベルです。文才ちょうだい! はやおさん! オファーをしたのは2021年12月。その当時はガストバーナーへのインタビューもリモートで2回だけで、はやおさんとあまり関わりのない段階でこんなオファーをするのは無礼極まりないのでは……と思いつつ、連載していただきたい気持ちがぎゅーんと上になっちゃってオファーに至りました。快諾していただき全身が奮えました。はやおさんは文才があってコラムがいつも面白いだけでなく、いつも〆切を守ってくださるのです。まじでハイパー神!!!

thecutlery202202_1そして2022年はインタビューを4本掲載。まず2月にThe;Cutleryのインタビューを公開しました。2021年に4人の活動についてのコラムをアップしていたので、そこから深掘りするような内容に仕上げました。どんなふうに活動をしていたのか、どんなマインドで音楽と向き合っているのかについてじっくり話していただいています。真剣にThe;CutleryがThe;Cutleryであるための音楽活動を追求して、そのうえで結果を出したいというスタンスのバンドさん。The;Cutleryはこのインタビュー後も、いつかの空蝉とVELDEとともに共同企画プロジェクト「響都」を発足し、インディペンデントながらに助成金を使ってかなり規模の大きなサーキットイベントを組んでいました。彼らのような動き方は、この先のスタンダードになっていくような気もしています。

gb202205_1ガストバーナーには通算3回目のインタビューということで、趣向を変えてデストロイはるきちさんと加納靖識のおふたりに参加していただきました。2ndミニアルバム『Good Luck』についてじっくり話していただいています。お話を伺うたびにバンドが変化していて、結成したばかりのフレッシュさとこれまでのバンドマン経験があるとこんな化学反応が起きるんだなあと驚きの連続ですし、凝り固まってもおかしくないくらいキャリアを積み重ねてきたのにこれだけ変化ができるガストバーナーはリスペクトです。ちなみにこの取材は23時からリモートで3時間くらい行ったものなので、多少深夜テンションも入っている気がします。笑

ytcing_202208_018月にはハイスイノナサやsiraphのメンバーとしても知られる照井順政さんにインタビュー。照井さんが楽曲制作を手掛けているキャラクタープロジェクト・Cingと絡ませてお話を伺っています。ワンタンマガジンにとって照井さんへのインタビューは2016年のsiraph以来6年ぶり。Cingでの楽曲制作についてはもちろん、ここぞとばかりに照井さんはどんなモードなのか、ハイスイノナサの今後、照井さんの描く将来のイメージなどに迫っていきました。「この先どう生きていくか」についてじっくり話していただけたこともあって、主に20代後半~30代の方々からたくさんリアクションがありました。撮影は音楽ライターとして活躍する村上麗奈さん、ロケ地は六本木。Cingの舞台が未来で、かつて六本木と呼ばれた街で彷徨う記憶をなくした少女という設定ということもあり、若い女性に撮っていただいた次第です。

bps_2212_06年末には神奈川県小田原市の音楽教室兼レコーディングスタジオであるブルーピジョン・スタジオの講師陣の皆様にインタビュー。ex.藍坊主のドラマー・渡辺さんやammoflightのベーシスト・鳥居塚さんもこちらで講師をされています。わたしは2012年に伊豆高原から小田原に引っ越しましたが、ずっと小田原は寝に帰る場所でしかありませんでした。ですがコロナ禍に入ってから小田原にいる時間が増え、ウォーキングをするようになってさらに小田原という街に関心を持つようになりました。そこで小田原出身の方に「小田原でスタジオをやっている人がいたらお話が聞けたらいいな~」という話題を出したところ、紹介していただいたのがブルーピジョン・スタジオさんでした。インタビューでは楽器を教えることの面白さや講師の存在意義、小田原という街で音楽を育んでいく充実などを話してくださっています。また番外編として小田原のおすすめスポットもご紹介いただきましたので、小田原にお越しの際はぜひ足を運んでみてください!

2022年は上半期がわたしの濃厚接触者になったりほどなくして骨折したり、15年半愛してきた猫が死んでしまったりであまり動けず、下半期がライター人生で最も忙しくなってしまい、ワンタンマガジンの稼働がおろそかになってしまったなという反省があります。MV Watcherやレビューを更新できなかったことは悔やんでも悔やみきれない。そのなかでちょこちょこと身の上話コラム「長距離移動するフリーランスライターの光陰」を更新してきました。テキストのストックはあるんだけど「これ発表して何になるんだろう……?」という考えが頭をよぎってなかなか公開に踏み切れません。ゆったり不定期でお届けできればと思います。引き続き本も打っていますので、こちらもぜひお手に取っていただけたらうれしいです!

2023年もインタビュー掲載などが決まっておりますので、マイペースではありますが今後もいい記事を載せるべく尽力していきたい所存です。プロのライターからインタビューを受けてみたいという若いアーティストの皆様、自分なりのやり方で自分なりの音楽を誇り高く発信し続けている20~30代の皆様、ワンタンマガジンで力になれることがありましたらぜひともご連絡くださいませ。わたしはノーギャラで稼働します!

最後にこちらも恒例の、2022年のアクセスランキングを掲載いたします。2023年もどうぞよろしくお願いいたします!(沖 さやこ)

 

//////// ◤ 2022年アクセスランキングTOP5 ◢ ////////

◆第1位(2022.8.17 up)
音楽家・照井順政は人生の岐路とどう向き合うのか? 自身のスタンスとCingで示す「二面性」
◆第2位(2020.4.30 up)
indigo la End【雫に恋して】【忘れて花束】
◆第3位(2020.4.15 up)
黒猫チェルシー休止から1年半――澤 竜次が開拓するミュージシャンとしての居場所
◆第4位(2020.9.25 up)
十年選手の初期衝動――ガストバーナーがオルタナ×歌謡メロで体現する幸福論とは(後編)
◆第5位(2018.8.20 up)
マルチクリエイター・白神真志朗が切り取る“満たされていない人々”の生活

メイン画像提供:illustimage.com

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